2025年12月23日火曜日

小さな森

いつもの時間に朝焼けすら見れないし
会社に行くために再び家を出る時すらも
まだ太陽は屋根の上には顔を出しておらず
つまり冬至だから朝がとっても遅い。

遅いんだけれど、夏には見ることのが出来なかった
1日の始まりを見ることが出来るから
だから冬の朝も捨てがたいよね。

そんなことを思いながら
駅に向かう途中にある小さな森に立ち寄ってみた。



1週間前はまだ葉っぱが残っていたけれど
もうその姿は跡形もなく
枝先が触れる触れないかの感覚で
木々が立ち並んでいて
その細い枝先の向こうに青い空が見えていた。

子供の時に誰かが、

夏は日差しが強いから葉っぱが光を遮り
冬は寒く短い太陽の時間を少しでも多く
大地に届けるために葉っぱが散るんだ

と聞いたのを今でもこの季節になる度に
鮮明に思い出すんだよね。
こうやって生き延びて来たんだ…ってね。

そんな今朝の空色は…


雲は一つもないんだけれど
でもまだ太陽も出てきていない。
そして夜の象徴である月も
新月となり出会えていない。

それを思うと、陰の時間なのかも知れないが
だからこそ今がゼロでありスタートである
と感じる空色。

かな。

今年もあっという間にあと数日。
今日も色んな予定が待っているけれど
1つ1つを丁寧にこなしていこう。

終わりよければすべてヨシ!
そんな気持ちで接していこう!

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