自分が生まれたのは、確か夜だった…。
雪が降りそうで、歩いて病院に向かった…。
って言っていた気がする。
そんな日から、早何十年。
もう何歳になったのかなんてよくわからない歳になり
歳を取ると、何歳だかよくわからなくなる、
って言っていた人たちの言葉の意味が分かってきた。
覚えていないんじゃなくて、
歳だけで、何か判断が変わる訳じゃなくて
人の心とか態度で相手が変わる歳なんだな。
って思うようになった。
だから、朝の散歩で、1つの花を見る度に
季節を感じるって、大事なのかなって思う。
この花の少ない時期に咲く、蝋梅。
好きな花の1つ。
こんな厳しい環境の時に花を咲かせ、
1つ1つは小さいのに、
とっても存在感のある香りを漂わせ
行き交う人たちの足を止める。
子供の時にはそんなに興味が無かったけれど
大人になって、気付く味っていうのがあるよね。
そんな今日の空色は…
気温は10℃に満たないということで、
しっかり寒いんだけれど、
雲が無くて、スッキリ気持ちいい空。
寧ろ、冷たい空気が、シャキっと背筋に力を入れ
ちょっと姿勢を正してくれる空色。
かな。
こんなご時世だけれど、でもモジモジしているのは
オレらしくないし、ドンドン内に籠ってしまう。
だから、出来ることには挑戦して、
だからこそ、前進することには意味がある。
そう信じて、今日も新しい1歩を踏み出そう。